
印刷技術でカバーする【紙vs.プラスチック】環境に優しいパッケージ
近年増加している紙を使用したパッケージ。特にクラフト紙の人気は高く、多くの商品で使用されるようになりました。和紙なども高級感を演出できると人気です。
しかしこの紙パッケージ、環境問題の観点からすると大手を振って喜べることばかりではない、とオリジナルパッケージ.comは考えています。それは、リサイクルできないからです。
今回はそんな紙を使ったパッケージの矛盾点と、それをカバーするプラスチックの利点、オリジナルパッケージ.comが考案を重ねた末にたどり着いた、クラフトライク、和紙ライクな新パッケージについてご紹介します。
クラフトライク、和紙ライクってなに?

クラフトライクとは、オリジナルパッケージ.comがクラフト紙に見えるように印刷したフィルムの造語です。オリジナルパッケージ.comでは、新たにこのクラフトライク印刷を施した既製品パッケージを製作しました。
また和紙ライクとは、クラフトライクと同じく、和紙に見えるように印刷したフィルムのことです。和紙もパッケージとして非常に人気の高い素材で、近年注目が集まっています。
これらを製作した背景にはクラフトパッケージの流行があることはもちろんですが、環境問題への取り組みも関係しています。ここからはオリジナルパッケージ.comがクラフト・和紙ライク印刷にたどり着いた、環境問題に対するひとつの選択をお話しします。
環境への悪影響はどっち? 紙vs.プラスチック

オリジナルパッケージ.comでは「リサイクルできること」が環境にやさしい選択に繋がると考えています。
もちろん紙もリサイクルできるのですが、脱プラスチック(以下、脱プラ)のために紙パッケージを選んでも、リサイクルできず逆に環境に影響を及ぼしている側面があります。
その理由は2つ。1つ目は紙をパッケージとして使用するためにプラスチックフィルムが貼られることで、リサイクルに回せずゴミが増えること。2つ目は紙の使用の増加が森林破壊などに多大な問題を起こしていることです。
紙パッケージがもたらす新たな環境問題

私たちが脱プラとして環境に優しいと思っている紙パッケージの多くは「リサイクルできる、環境に優しい」ように表記されています。しかし、これはリサイクル可能マークではありません。
紙とプラスチックが貼り合わされて、分離不可能な紙パッケージでも、使用している紙の重量が多ければリサイクル不可能でも同じ紙マークを使用することができるのです。
つまり、紙60%、プラスチック40%のリサイクルできないパッケージでも、この紙マークをつけることができます。
食品やお菓子のパッケージは機能性を持たせる必要があるため、ほとんどがこれに当てはまります。マークの表記は分かりやすいようですが、実はリサイクルの可否を自己判断する必要があり、ごみの分別を難しくしています。
プラスチックのメリットを見直そう
間違った分別で紙資源に回してしまうと、プラスチックが混入していることになるため、リサイクルされる再生紙の紙質にも問題が出てきています。そうなると再生紙だけでは紙質を保てず、新たな木の繊維が必要になり森林伐採が行われることになります。
この悪循環こそ、パッケージとしての役目を終えた後はゴミにしかならず、環境に悪影響を及ぼしているのではないかと、オリジナルパッケージ.comでは考えています。
そこで私たちは「きちんと誰でもリサイクルできること」に重点を置き、プラスチック素材でのパッケージを製作しました。それがバイオマスインクを使用した『クラフトライク』、『和紙ライク』シリーズです。
クラフトライクという選択肢


もちろんお客様のニーズに合わせてリアルなクラフトパッケージもありますが、プラスチックのコスト、扱いやすさ、環境問題(リサイクル分別等)の利点から、プラスチックでも紙のように見えるパッケージを制作しました。
それぞれの特徴を理解し、ぜひ今後のパッケージに『KSTクラフト紙柄チャック付スタンド袋』『WST白紙柄チャック付スタンド袋 』という選択肢を入れてもらえると嬉しいです。
創業60年のパッケージ会社がこだわった印刷

クラフトライクを表現するために力を入れたのが、紙の風合いを再現する印刷です。何度も試印刷を繰り返したどり着いたパッケージは、写真で見たり、遠目から見る分には本物のクラフト紙と区別がつかないほどです。さらにマットコートをかけて見た目だけでなく、手触りも出来るだけ近い質感に仕上げました。
プラスチックパッケージの魅力
クラフトライクパッケージは、プラスチックの「安い、軽い、丈夫」という特徴をそのまま受け継いでいます。リアルなクラフトパッケージと比べて、かさばらないというメリットもあります。
また、紙はにおいがついてしまいます。保管状態にも気をつけなければならず、そのにおいや湿気からクラフトパッケージを守るためにビニールに入れておかなくてはなりません。
そういった意味でも取り扱いが楽で、気軽に使えるのがこの商品の強みです。
コストダウンと環境配慮

クラフトライク、和紙ライクパッケージの特徴は、リアルなクラフトパッケージに比べてコストダウンができることです。素材がプラスチックということもありますが、それでも近年は原材料の高騰でパッケージまで値上がりしています。小分けにして販売するお菓子では、パッケージの1円、2円が大きく響いてくることを私たちはよく知っています。
また、お菓子の原材料も容赦ない値上げを強いられています。
だからこそ無理なく採算を合わせながら流行のパッケージを使用できる、クラフトライク、和紙ライクパッケージがオススメです。
環境にやさしい選択を考えよう

紙vs.プラスチック、どちらが良いのか白黒つけることは出来ませんが、私たちはそれらをどのように使っていくかで環境問題に向き合っていくことができます。
一人ひとりが環境問題を考え、きちんと分別をし、リサイクルができるようになれば少しでも未来は明るくなると思います。
オリジナルパッケージ.comでは少しでもお客様にもこの想を伝え、共感してもらえるよう、今後も環境問題に取り組んだパッケージづくりができればと考えています。
クラフトパッケージを検討している方はぜひオリジナルパッケージ.comのクラフトライクパッケージを選択肢の一つに入れてもらえると嬉しいです。また、その他のパッケージに関するお悩みなどもお気軽にお問合せくださいね!