
商品の世界観を表現する缶パッケージの魅力
スーパーやコンビニ、レジャー施設のお土産コーナーなど、さまざまな場所で目にするお菓子の缶パッケージ。普段何気なく手に取ることも多い缶パッケージですが、実は機能性やデザイン性など、さまざまな面で魅力を持っています。
高い密閉性・保存性により、クッキーなどの焼き菓子から、あられやおせんべいなどの乾き菓子、チョコレートやキャンディまで、どのようなお菓子ともマッチ。さらに高い加工性を持つスチール素材はデザインの自由度を高め、お菓子の魅力や商品の世界観を表現してくれます。
今回はオリジナルパッケージ.comが選ぶ、バラエティ豊かな缶パッケージをご紹介します。独創性あふれる缶パッケージの数々を、ぜひお菓子のパッケージづくりの参考にしてみてください。
缶パッケージとは?
世の中で売られているお菓子の缶パッケージの多くは、強度の高いスチールでつくられています。
缶パッケージには内容物が全く見えなくなるという特徴があります。その分、パッケージそのものの魅力で見る人の心をつかみ、手にとってもらえるよう、缶パッケージにはさまざまなデザイン上の工夫がなされています。
缶パッケージのメリットとデメリット
缶パッケージのメリットは、主に「機能面」「デザイン面」「環境面」の3つに分けられます。
機能面のメリット
缶パッケージは紙やプラスチックのパッケージよりも丈夫で、衝撃に強いのが特徴です。
また密閉性が高く、かつ空気や光を通さない素材のため、長く内容物の品質を維持できるのもポイント。湿気や紫外線による内容物の色の変化、風味の劣化を抑えることができます。
デザイン面のメリット
光沢感のあるスチールは、素材そのものが高級感のある美しさを有しています。また、紙やフィルムと同様に印刷による色・デザイン表現も可能です。
さらにスチールは強度もありつつ、変更させやすいという加工性の高さを持ち、さまざまな形状にできることも特徴です。丸型、角形が一般的ですが、ハート型、星型などユニークな形に成形することができます。
エンボス加工は、スチールの加工性を活かしデザイン面での訴求力を高める加工方法です。金型を利用して缶の表面に凹凸をつけることで、立体的なデザイン表現が可能となります。
スチール素材そのものの美しさを活かしたシンプルなパッケージから、エンボス加工と印刷を組み合わせた訴求力の高いデザインまで、幅広いデザイン表現ができるのが缶パッケージの魅力です。
環境面のメリット
缶パッケージの素材であるスチールは、リサイクル率が非常に高いのが特徴です。使い終わったスチールは鉄鋼メーカーで再利用され、何度でも新たな鉄に生まれ変わることができます。環境にやさしいパッケージということで、近年のSDGsへの意識の高まりにもマッチしているパッケージといえます。
スチールだからこそのデメリットにも注意
機能面、デザイン面、環境面からのメリットが豊富な缶パッケージですが、スチール素材でできているからこそのデメリットもあります。
- ・単価が高い
- ・錆びやすい
- ・軽量化しづらく、かさばる
まずデメリットの1つ目は単価です。スチール素材は紙やプラスチックのパッケージと比べて単価が高くなります。特にオリジナルの金型を使ったデザイン性の高いパッケージは、その分高い制作費用が必要となります。
2つ目のデメリットは、スチール素材の錆びやすさ。錆び対策として合金化や表面処理などが行われますが、衝撃により傷ついたりするとそこから錆が広がってしまうこともあります。
3つ目のデメリットは、強度を保つためにある程度厚みを持たせることから、パッケージ自体が重く、かさばること。吊り下げ陳列などができず、ディスプレイ方法が限定される点もデメリットと言えるでしょう。
バイカラーが目を引く、オリジナルパッケージ.comの缶パッケージ

ここからは、パッケージそのもので商品力を高める魅力的な缶パッケージをご紹介していきます。
まずはオリジナルパッケージ.comが制作した缶パッケージ。ゴールドの店名ロゴの周りに、同色の植物をあしらった、かわいらしくも上品なデザインを印刷しています。
表面にマット加工を施したこともポイント。スチールの光沢を抑えた独特な手触りが上質さを演出しています。
4色のカラーバリエーションを展開したこちらのパッケージですが、本体と蓋の色味をあえて違うものにしたことで、バイカラーのコントラストを楽しめるようになっています。本体と蓋部分のデザインや色を変えることで遊び心を持たせられるのも、缶パッケージならではの特徴です。
シンプルでも目を引く印刷デザイン
印刷でのデザイン表現、素材の光沢感を活かしたデザインなど、シンプルな仕上げでも目を引く缶パッケージを紹介します。
猫好きにはたまらない“手描き風猫イラスト”の缶パッケージ

近年の猫ブームから、猫モチーフのパッケージを見かける機会も増えています。こちらはエンボス加工もなく、缶の形状も真四角の比較的シンプルなパッケージですが、それが逆に、手描き風の猫イラストの素朴で上品なかわいさを引き立てています。
親しみがわく、スチールの素材を生かしたキャンディ缶

どこか懐かしさを感じるイラストが施されたこちらのキャンディ缶。缶全体に印刷を施すのではなく、あえてイラストのみを印刷することでスチール素材そのものの質感も活かしています。
小さなサイズ感と丸い形状もポイント。中身のキャンディやイラストも相まって、親しみやすくてつい手に取ってしまうような魅力を演出しています。
アフターユースにも最適のパッケージ
缶パッケージはそのデザイン性の高さから、小物入れなどに二次利用できるという「アフターユース」の価値も有しています。
思わず取っておきたくなるような、缶パッケージならではの自由な形状を活かした缶パッケージをご紹介します。
メリーゴーランドを表現した360°楽しめるパッケージ

円筒状の本体と、円錐状の蓋をあわせてメリーゴーランドに見立てたこちらのパッケージ。缶パッケージ特有の自由な形状と、本体・蓋を別々にデザインできるというメリットを存分に生かしたパッケージとなっています。
パッと目を引くカラーと、全面に施されたエンボス加工が豪華さを演出しています。360°楽しめるデザインで、置いておくだけでもおしゃれなため、小物入れなどアフターユースにもピッタリです。
貯金箱としてのアフターユースを想定したパッケージ

ロンドンのウェストミンスター宮殿の時計台「ビッグベン」に見立てたこちらの缶パッケージ。イギリス生まれのピーターパンのイラストも描かれた、絵本のような世界観が楽しめます。
蓋の部分にコインの投入口があるのもポイント。あらかじめ貯金箱としてのアフターユースを見越したパッケージとなっています。
デザインの迫力と豪華さを演出するエンボス加工
エンボス加工には、エンボス加工のみのものと、印刷とエンボス加工を組み合わせたものがあります。また、蓋のみに施したり、蓋と本体のどちらにも施したりと、表現したいデザインによってさまざまなバリエーションが見られます。
蓋に施したエンボス加工で上品かつ贅沢に

こちらは「世界のヴィンテージボタン」と「素敵な靴」を蓋部分にエンボス加工で表現したもの。本体は鮮やかなブルー一色で、蓋部分とのコントラストが引き立っています。アイテムだけをエンボス加工にすることで、華美になりすぎず落ち着いた上品さを感じられるパッケージになっています。
スチール素材を生かした印刷のないエンボス加工

こちらは、イタリアで100年以上の歴史を持つチョコレート菓子メーカー「トローニバーチ」のフォントをエンボス加工で表現しています。印刷はなく、スチールの素材感を全面に活かしたパッケージとなっています。迫力のあるフォントが、エンボス加工によってより引き立つデザインです。
和の雰囲気にもぴったり
どのようなデザイン表現もできる缶パッケージは、和菓子やおせんべい、あられなどの乾き菓子とも好相性です。最後に紹介するのは、和の雰囲気とマッチする世界観を表現した缶パッケージです。
雅な雰囲気を表現した缶パッケージ

着物の帯の柄を彷彿とさせる、雅な美しさにあふれたこちらの缶パッケージ。あられやおせんべいなど、和菓子にピッタリのデザインとなっています。

国立博物館とコラボレーションしたこちらは、日本ならではの美しいデザインが表現されています。複雑な色・模様も表現できるのは、缶パッケージだからこその特徴です。
懐かしさとポップさが融合した昭和レトロデザイン

こちらはイラストや色合い、フォントにより昭和レトロな世界観を表現しています。内容物はクッキーなどの洋菓子ですが、和の雰囲気が漂うパッケージは、和菓子とも相性が良さそうです。
右側のパッケージはエンボス加工によって商品名を表していますが、同じエンボス加工でも、先に紹介したエンボス加工デザインとはかなり趣が違うのがお分かりになるかと思います。デザインの工夫で無二の世界観が表現できるのも、缶パッケージの魅力と言えるでしょう。
缶パッケージで、商品の魅力を最大限表現しよう
今回は、多様な魅力を見せる缶パッケージを紹介していきました。缶パッケージはさまざまな素材のパッケージがある中でも、特に色・形などのデザイン面でオリジナリティを表現できる点が特徴です。商品の持つ魅力や世界観を最大限表現したい場合は、缶パッケージを検討してみてはいかがでしょうか。
オリジナルパッケージ.comでは商品の訴求力を高めるためのさまざまな形でのパッケージ提案が可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。